子供たちも巣立ち、生活拠点を１階に移し「平面の生活」にリノベーション。
１、２階共改修するのではなく、１階のみを耐震性、断熱性、気密性、防音性を向上させ、「快適で安心な温かい家」が実現いたします。また、長年手つかずの外まわりもこれを機に更新。
内装は、クロスや建材ではなく多彩な無垢材を使用し、居心地の良い落ち着く空間に仕上がりました。
これからも長年住みなれた家で、快適に安心して住む住宅へと変わりました。

築35年前に建築した住宅でまだまだ素敵なお宅。
ですが、昨今の自然災害、温暖化には少し不十分なところも・・・当時の断熱性、耐震性に不安があり
夫婦2人で快適に過ごすために、不安な点や外回りなど手つかずなところを一掃し、
玄関の吹抜け、タイルのトイレ、寒い各部屋、壁も子供たちの思い出の跡で傷があり、使用しない和室なども含め、
今の生活スタイルに合わせて大改造しました。

＜見えない部分＞
基礎土間を打ち防湿効果を高め、構造体は、耐力壁を増やし金物で補強。床、壁、天井には高性能断熱材を吹込み、耐震性、断熱性をUPいたしました。

＜外観＞
当時のフォルムはいじれないので残しつつ、手のかからい外壁に変更し、以前の面影がない玄関廻りへと変貌しました。

＜玄関ホールの吹抜け＞
扉や内窓を入れることで寒さをシャットアウトし、掃除のできない照明も取止め、スポット照明にし無垢板張りの天井が出迎えてくれる明るい玄関ホールにかわりました。

＜LDK＞
もともと広縁、和室2間があった一番日当たりの良い場所をLDKとし、大きな窓を少なめにし明るさを確保しつつ、寒さは最小限にすることで温かさを確保いたしました。
取れない柱も天井の梁と組み合わせ、お孫さんが喜ぶ空間とし、明るめの木材を張ることでLDKも明るい空間に・・・

＜寝室＞
ゆっくり時間が過ぎる空間にするため窓は少なめとし、間接照明や濃い目の木材にてお部屋の落ち着きある空間に・・・

＜裏玄関＞
土間仕上げ部分を広くし、天井壁とも板張りにすることで湿気の心配もなく、アウトドアな趣味なものも置け、お出かけも楽しくなる家族専用玄関へ・・・

＜洗面脱衣室＞
浴室を上がれば木の香りも楽しめ、また湿気対策となる木材を使用し、洗濯物も上下で掛けれる大容量に。わざわざ別の部屋へ干しにいくこともありません。

＜トイレ＞
寒々としたタイルのトイレから、温かみのある色味の木に・・・長居をしてしまいそうな落ち着いたトイレになりました。